木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選:

木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選(法律学習用)「要介護度4の対象者(民法)36」(テスト)

(テスト)
木村 峻郎 先生が厳選!-重要判例100選!-民法36
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

【事案】
・対象者を昼寝のために静養室へ誘導したが、当該静養室には、入口付近に床との間に高さ40センチメートル以上の段差があり、段差部分から床に転落して骨折事故が発生する危険性があった。

・対象者の担当職員は、対象者を寝かし付けた後、静養室の隣室のソファーへ、対象者に対して背を向ける形で座った後、来客があったために来客と談笑し、対象者から目を離していたところ、対象者が段差部分から床へ転落した。

【本件の問題点】
対象者は要介護度4であり、布団の上で寝た姿勢からようやく身体を動かすことができる程度、移動はいざって移動できる程度であった。
担当者が来客応対していた場所は、静養室から2メートルほど離れた場所であり、静養室の物音は聞こえ難い状況であった。

【結 論】
金470万円の支払が命じられた。
(福岡地方裁判所平成15年8月27日判決)

※裁判となった時のみならず、クレーム対応においても、証拠は重要であり、証拠に基づいて反論や説明が可能となる。そのため、記録を正確にとること。また、当然ながら、実際に事故が発生することのないよう、対象者を的確に見守ることの可能な状況を確保することも重要である。

以上

木村 峻郎 先生が厳選!-重要判例100選!-民法36
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

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