木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選:

木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選(法律学習用)「過失、身体的要因による損害の拡大(民法)14」(テスト)

(テスト)
木村 峻郎先生が厳選!重要判例100選!-民法より-14
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

「過失」
【身体的要因】
被害者に対する加害行為と加害行為前から存在していた被害者の疾患とがともに原因となって損害が発生した場合において、当該疾患の態様、程度等に照らし、加害者に損害の全部を賠償させるのが公平に失するときは、裁判所は損害賠償の額を定めるにあたり、722条2項を類推適用して、被害者の当該疾患を考慮することができる。
(最判平8.10.29、百選Ⅱ94事件)

∵被害者の「過失」ではなく、直接適用できないが、損害の公平な分担という722条2項の趣旨は妥当する。

     ↓

もっとも、被害者が平均的な体格・体質と異なる身体的特徴を有するが、それが疾患に当たらない場合には、原則として考慮することができない。
(最判平8.10.29、百選Ⅱ94事件)
∵人の身体には当然に個体差があり、個体差の範囲内の身体的特徴を要因とする損害の拡大は、当然に予定されている。

木村 峻郎先生が厳選!重要判例100選!-民法より-14
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

木村 峻郎 先生が厳選した重要判例100選!「判例」一覧へ:

木村 峻郎 先生が厳選した重要判例100選!:へ