木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選:

木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選(法律学習用)「相続の開始、熟慮期間(民法)42」(テスト)

(テスト)
木村 峻郎 先生が厳選!-重要判例100選!-民法42
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

「相続」Part2

【判例4】
「自己のために相続の開始があったことを知ったとき」について,「熟慮期間は,原則として,相続人が相続開始の原因たる事実及びこれにより自己が法律上相続人となった事実を知ったときから起算すべきものであるが,相続人が,右各事実を知った場合であっても,右各事実を知った時から3か月以内に限定承認又は相続放棄をしなかったのが,被相続人に負債が全く存在しないと信じたためであり,かつ,被相続人の生活歴・被相続人と相続人との間の交際状態その他諸般の状況からみて当該相続人に対し相続倒産の有無の調査を期待することが著しく困難な事情があって,相続人において右のように信ずるについて相当な理由があると認められるときには,相続人が前記の各事実を知ったときから.熟慮期間を起算すべきであるとすることは相当でないものというべきであり,熟慮期間は相続人が相続財産の全部又は一部の存在を確認した時又は通常これを認識しうべき時から起算すべきものと解するのが相当である。」と判示した。
(最判昭59.4.27)

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