木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選:

木村峻郎弁護士が厳選!重要判例100選(法律学習用)「情報共有の大切さ、特別養護老人ホーム(民法)39」(テスト)

(テスト)
木村 峻郎 先生が厳選!-重要判例100選!-民法39
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

【事例】
・股関節に著しい機能障害を有しており、デイサービス事業を利用していた対象者が、他の利用者4名と共に入浴介護サービスを利用していたところ、担当者が他の利用者から背中の洗身介助を依頼されたことから、対象者に対し、先に当該利用者の洗身を行うので待っているよう告げ、当該利用者の洗身介助を行っていたところ、対象者が前かがみになって椅子ごと転倒して骨折した。

【問題点】
対象者は施設を1年間利用しており、施設は、①対象者が家人の留守中に一人で歩行を試みることがあること、②デイサービス開始時に比べて下肢機能が回復してきており、つかまり立ちや簡易トイレへの移乗を行うことができるようになっていたこと、③車椅子への移乗時には待ちきれずに不安定な姿勢で移乗を試みることがあったことを認識していた。
また、同時に入浴していた利用者は自力歩行が可能であった。

【結論】
金832万4,698円の支払が命じられた。
(青森地方裁判所弘前支部平成24年12月5日判決)

※担当者間で対象者の情報を共有すること、また、その情報共有を書面等の形で証拠化しておくことが大切である。

以上

木村 峻郎 先生が厳選!-重要判例100選!-民法39
法律監修:アイランド新宿法律事務所(代表弁護士 木村 峻郎)

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